FX初心者のツボ >> FXの特徴を知る >> 証拠金とレバレッジ

証拠金とレバレッジ

FXと銀行の外貨預金はどちらも為替差益と、内外金利の差を利用して収益を上げる金融商品です。

証拠金とレバレッジ

しかしFXと外貨預金では大きく違うところがひとつあります。

それはFXが「証拠金取引」だという事です。

銀行の外貨預金の場合、仮に今、1ドルが100円だと仮定しますと、1万ドルを預金する為には100万円を銀行へ持って行く必要がありますね(計算の便宜上手数料は無視)。

ではFXでは同じ条件で1万ドルの投資をする場合、どの様にして投資するのでしょうか?

FXは先にも述べた様に証拠金取引ですから、1万ドルを手に入れるのに100万円を用意する必要はありません。

100万円の1/10、1/30時には1/100の証拠金を証券会社や外為専門業者などのFX業者に預けて、その証拠金を担保に1万ドルの投資をします。

つまり用意した元本の10倍、30倍、100倍の投資をするわけですね。

この時の投資倍率をFXの専門用語では「レバレッジ」と言い、10倍ならば「レバレッジ10」、100倍ならば「レバレッジ100」という風に言います。

では今、レバレッジ10で現在1ドル100円のドルを1万ドル買う、「ドル買い円売り」の投資をする場合をシミュレーションして見ましょう。

1万ドルは100万円に相当しますがこのケースではレバレッジ10ですので、証拠金は100万円の1/10の10万円という事になります。

そのドルがその後の為替変動で105円になったところで取引を清算すると、1万ドルは105万円になって帰って来ますね。

つまりこの投資家は10万円の元本で5万円の利益を上げた事になりますが、これは元本の10万円に対して50%の利益率という事になります。

逆に1ドルが95円になれば5万円の損失ですから元本の10万円に対して50%の損失という事になります。

銀行の外貨預金の様に日本円と外貨を1対1で交換する取引を「現物取引」、FXの様に証拠金を預けてそれよりはるかに大きい金額の外貨と交換する取引を「信用取引」と言います。

FXはこの信用取引の倍率が株式取引などと比べてはるかに大きいのが特徴です。

投資に際してこの大きな倍率が「梃」の様に働いて、小さな元本が大な力を発揮するので、梃を現わす英語のレバレッジという言葉が使われています。

FXは高いレバレッジによって損益が大きく変動しますので、基本的に「ハイリスク・ハイリターン商品」だという事は認識しておく必要があります。

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