損切りとマージンコール
投資というのは言うまでもなく利益を上げる為にするものですから、誰だって損をした時の事など考えたくもありませんね。

しかし現実の投資では利益が出る時もあれば損をする事もあり、どんな世界的に名高い投資家でも百戦百勝などという事はありません。
ですからFXではもし自分の思惑が外れて含み損が出た場合、出来るだけ早い時点で見際めを付けて取引を清算してしまう勇気が必要です。
この損を覚悟で取引を清算するのを「損切り」と言います。
なかなか損切りをする勇気が無くて、「今に戻すだろう」と考えてグズグズしている内に、損がどんどん膨らんでしまう事はよくありますので、FXを始めるのなら「損切りは付き物」と考えておきましょう。
投資というのは個々の取引では損得があっても、例えば1年間を通して合算すれば利益が出ていればそれは成功ですから。
FXは基本的にハイリスク・ハイリターン商品ですので、FXで最も大事な事は「リスク管理」です。
損切りもFXのリスク管理ですが、その他にもFXにはリスク管理の仕組みがあります。
そのひとつが「マージンコール」と呼ばれるものです。
FXは証券会社や外為専門会社などのFX業者に証拠金を預け、その証拠金を担保にその数十倍、数百倍という様な大きな取引をします。
ですからもし思惑が外れて取引の含み損が増え続けると、その含み損の証拠金に対する割合がどんどん高くなって来ます。
その様な場合含み損の割合がある一定限度を越えると、FX業者から「注意報」が出される仕組みがあります。
この注意報の事を「マージンコール」と言います。
このマージンコールをどの段階で出すかはそれぞれのFX業者が決めています。
マージンコールが出された場合はもし現在の取引をそのまま維持するのなら、不足分を補う追加の証拠金(追証)を入金する必要があります。
もし追加の証拠金を入れないのなら反対売買をして取引の一部を清算するか、又は全部を清算する必要があります。
マージンコールが出されてから1日を経過して投資家が何もアクションを起こさない場合は、取引が強制的に清算されます(ロスカット)。
これ等はFX業者の為ではなく、投資家のリスクを出来るだけ抑える為の仕組みです。
FX初心者のツボは、外国為替取引のマニュアルとしてお役立てください。
ピックアップ!:取引の基本
取引を始めるに先立って、FXは「ハイリスク・ハイリターン」商品だという事をまず認識しておきましょう。
